
| ISBN | 978-4-87571-897-0 |
|---|---|
| 書籍コード | 897 |
| 判型 | 四六上製 |
| 頁数 | 570 |
| 定価 | 4,950円(税込) |
| 刊行年 | 2025年6月2日 |
世紀末の混迷の時代を生きた批評家ウォルター・ペイターの精神の基層に分け入り、
そのヴィジョンを支配した科学と夢想の射程を問う。
目次
はじめに
序論:主題のためのスケッチ
1 変異と持続を語る科学
2 科学と文学言語
3 魂(ソウル)と心(マインド)
4 ディアレクティケー
5 素材、物質、金属
6 エピクロス主義へ
第一章:ヘルメスの術とクリソポエティックス
1 『エメラルド・タブレット』
2 エソテリシズムとしての錬金思想
3 ヘルメス的知と象徴体系
4 文学テキストをたどる
5 魔術師か錬金術師か
第二章:物質、エネルギー、言語
1 エネルギー科学の方へ
2 化学変成と熱エネルギーの隠喩
3 マグヌス・オプスの変奏
4 知識の樹と表現の秘密
5 ピュタゴラス主義の不思議
第三章:宇宙、コレスポンダンス、共同体
1 霊気をまとう自然
2 自然、音楽、エネルギー
3 存在の連鎖と詩のなかの科学
4 啓示、観照、意志
5 「大いなる理想」の行方
6 歴史、コレスポンダンス、人間
7 「共感の拡大」を考える
8 なぜ「遠い」のか
第四章:時代、オカルティズム、文体
1 文体と社会
2 メスメリズム
3 心霊主義と心霊研究
4 ペイターの場合
5 批評言語と心霊的なモノ
むすび
著者あとがき
索引