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<記憶>で読む英語文学――文化的記憶・トラウマ的記憶
現代英語文学研究会編

現代的視点で文学テクストを読むシリーズの第四弾。80年代以降、歴史、心理、文学、アート諸領域を越境し、共時的関心を呼び覚ましている「記憶」、とりわけ「文化的記憶」と「トラウマ的記憶」を手がかりに、文学テクストに、その想起と忘却のダイナミズムを辿った意欲的論集。

ISBN 978-4-87571-069-1
判 型 4/6判 並
頁数 272ページ
定 価 2,376円(税込)
刊行年 2013年6月



目次
はじめに

*アメリカ文学における文化的記憶

第一章 杉田和巳 ハーマン・メルヴィル『ビリー・バッド』の「後日談」を読む — 語り、歴史、<花形水夫>の文化的記憶
  
第二章 中西典子 ウィリアム・フォークナーの『征服されざる人びと』におけるアメリカ南部の文化的記憶 — 復讐・決闘・名誉

*イギリス文学における文化的記憶

第三章 奥田優子 『ハムレット』 — よみがえる死者の記憶

第四章 阿部美春 オリエント女性サフィ — 『フランケンシュタイン』に刻まれたオリエントの記憶

*アメリカ文学における心理的・トラウマ的記憶

第五章 山本祐子 マーク・トウェインの未完作品「インディアンの中のハック・フィンとトム・ソーヤー」— 記憶と深層心理を探る旅

第六章 村尾純子 スコット・フィッツジェラルドの『夜はやさし』 — 忘却された記憶の回帰とディック・ダイヴァーの崩壊
  
第七章 山下 昇 トニ・モリスン『ビラヴィド』におけるトラウマ的記憶と語りによる解放

執筆者紹介

索引