2012年新刊テキスト

新刊近刊情報

安河内英光・馬塲 弘利 編著
80年代のアメリカ小説を取り上げた研究論文集はわが国で初。

下田尾誠
イギリスの社会変化と犬種の誕生、絶滅との関係を追った異色の社会文化論。

森光有子・中島寛子
本書はことば即ち文化の観点から英語という言語を見つめ、英語を学ぶ意義を考えようというものである。

矢作三蔵 訳著
短編の新訳と小説の背景を考察する小論によって、新しいホーソーン像を見出す。

阿部美恵・多比羅眞理子 編著
ギャスケルの主だった長編小説を取り上げ、現代の世情を反映している「孤独と共感」を共通テーマに解読。ギャスケルの人間への篤い共感の心を読み取る。

太田垣柳月
近年泣ける世の中である。首切り、派遣、格差社会、偽装、拝金主義と心は乾き情も薄れている。本書を読むと同情心や共感を呼び肯かされるに違いない。カタルシス効果である。泣ける川柳精選400句。
●泣ききって空を見ている寒椿 ●職退いて今は一人の鍋奉行

河崎征俊
ある意味で、チョーサーは「影」の実体を描き切った人間だったのかも知れない。彼は「壁に映し出された人間の影」に<時の流れの空しさ>とか、健全だとおぼしき人間に宿る<正常さと馬鹿馬鹿しさの混合>を見ていたからである。ともすれば、われわれは光のあたっている部分に目を向けがちである。だが、詩人は「影」の部分から<眼>を離さなかった。(序論より)

田島松二・末松信子編
英語史研究・教育の活性化を願い、「英語史研究会」を立ち上げて研鑽しあった研究者達の論考集。先達による特別寄稿も含めそれぞれ短くとも有意義、有益な論考ばかりである。

西前美巳
テニスンの研究歴40年になる著者が、節目の齢を迎え、もう一度ゆっくりと年齢に相応しい足どりでテニスンの森に分け入る。

溝口健二
本邦初の『草の葉』以前のホイットマン論。手書きの草稿や当時のアメリカ社会を伝える挿絵などを豊富に掲載し、資料としての価値も高い。この方面の先駆的な本格的研究として注目の書。

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